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『理想的な死に方』
徳間書店

科学的視野から「死」を前向きに見つめる書 宇宙の理にかなう「死」とは・・・
 近代医療技術は進歩し、平均寿命は伸びたものの、慌ただしい日々を送る現代人にとって、今日尊厳ある死を迎えることは難しい。
 そんな疑問を抱いた著者は、ヒンディー教の僧侶などが深い瞑想の状態にありながら意識的に亡くなるマハーサマーディに着目。もっとも自然で尊厳に満ち、宇宙の理にかなった死に方の候補の一つにマハーサマーディを掲げ、実際例を説明している。死は忌むべきものでも恐れるものでもない。「死」を前向きに捉え、追究する本だ。また、科学の視点から「あの世」を分析。死に際にも出るという「脳内麻薬物質」に触れ、快楽神経A10神経と無意識の関係も大胆な仮説をたてて、解説している。
 著者はマハーサマーディ研究会を発足。そこですばらしい「死」を多方面 から探求、尊厳ある死のあり方を探ろうとする。時代の流れにあった、天外伺朗の新たな活動の指針もわかる。